みなさん、こんにちは。

●小拙が主宰します上方落語会「呂仁寄席」も次回10月10日で4回目。次は林家市桜さんが、「開口一番」、笑福亭生喬さん「尻餅」、そして林家花丸くんの「阿弥陀池」を口演予定。

●『モノマガジン』の今年の2月号で初めて知ったのだが、東京にうなぎ書房という出版社があって、そこから桂文治さんの『噺家のかたち』(太田博・編)という本が出ていることを知った。(吉村明彦さんの記事)

●昭和59(1979)年に桂文治を襲名するまでは桂伸治、と見て小拙にも見覚えがあった。吉村さんは「21世紀の落語家として着目すべき人物がいて、それがあの人だったのかと気づいてほしいため」に本書を読んで欲しい、と書いている。

●また、このうなぎ書房は立風書房に居られた稲見茂久さんが三年前に創業された版元で、これまでに11冊刊行されていて、その内7冊が演芸関連のもの、という希有な版元。

●そのラインナップは以下の通り。
http://homepage2.nifty.com/unagi-syobou/を参照した。

寄席は毎日休みなし
老いの居場所
志ん生の忘れもの
師匠の懐中時計
父ちゃんは二代目紙切り正楽
落語家米丸-笑いの引き出し
相手を不幸にしない会話
背中の志ん生
ペンギン日和
噺家のかたち
歳のとりかた
春風亭柳昇
武田和子
小島貞二
林家正雀
桂小南治+林家二楽
桂米丸
村瀬継弥
古今亭圓菊
高野ひろし
桂文治
武田和子+武田恭子
4-901174-00-2
4-901174-01-0
4-901174-02-9
4-901174-03-7
4-901174-04-5
4-901174-05-3
4-901174-06-1
4-901174-07-X
4-901174-08-8
4-901174-09-6
4-901174-10-X
\1800
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\1800
\2200
\1400
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\1200
\2000
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    (全て税別)

●読者としては、こうした専門分化された零細な(失礼)な出版社がどんどんと出てきていただいた方が嬉しい。大阪にも東方出版という版元があり、ユニークな出版事業を続けておられてほっとする。(www.tohoshuppan.co.jp/)

●糸井重里さんが書いておられたのが、落語・演芸もののCD専門店「CDインターネット通販トム」(www.cd-v.net/)です。限られたジャンルではありますが、徹底的に品ぞろえされてあります。こういうのをニッチが効いている、というのか。

●「うなぎ書房」という名前が面白くて好感が持てますし、小拙には上梓されているもの全てが洗練されている様に見えます。何か応援したくなる「うなぎ書房」が気になりましたのでお知らせしておきます。


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