●日本国際博覧会(愛知万博)へ行った。日本万国博覧会(大阪万博)は1970年。大阪万博は一般博で、愛知万博は登録博、であるんだと。

●思い起こせば、大阪万博の時は小4であった。学校の遠足で10回近く行った。家からも10回以上行っている。月の石も動く歩道も全て体験した。我々ネイティブは「動く歩道」のことを「イゴく歩道」と呼んでいた。

●バヤリースオレンジが1本120円で売っていて、その値の高さに飛び上がる程驚いた。月の石は、見た目普通の石だった。人気パビリオンには行列して入った。

●愛知博の行列風景は、35年前と全く同じであった。行列に行列を重ねて、入ってみればがっかりするものばかりであった。博内のコンビニに入るのに25分待ちの表示があって、アホ臭くなって驚いた。外国館よりコンビニの方が入りにくい。

●当日は20万人以上入場していたらしい。何の制限もなく入場させるから、無理が生じる。入場ゲート、パビリオンの行列、食堂、便所、そして路に居た全ての入場者が疲弊し切っていた。全ての人が怒り顔で、スタッフの作り笑顔が余計に空しい。

●小拙以外に笑って居る奴なんておらず、そこいらじゅうで言い争いや口喧嘩が絶えない。曰く「お前がここにすると言うたので、こんなことになってしまった」曰く「お前は人の足を踏んでおいて何故謝らないのだ」曰く「行列するのを止めるんだったら何故最初から止めないのか」等々。

●パビリオンは幾らつまらなくても良いが、せめて万博に入る前より出て来た時の夫婦関係や親子関係が悪化させるような事態になる場になることだけは止めていただけないか。

●外国館は、完全に物産展と稚拙な紹介の館と化し、女も子供も喜びなぞしていない。TOYOTAの目的は何なのか。TOYOTAもあれで良かったとは思ってもいまい。

●北海道勢が優勝した夏の甲子園。夏の大会連覇なそうな。しかし、甲子園で優勝するより大阪代表になる方が難しいということを皆知っていて言わない。

●勝った学校の校旗が校歌に乗って掲揚される。1回戦で負ければ、校歌も校旗もヘッタクレも何も無い。和歌山県代表に選ばれたことは、讃えられてシカルべきなのではないか。

●昔から言われていることだけども、敗戦校の校歌斉唱を校旗掲揚と共に行うべきではないのか。勝った学校は最後に聞けばいい。そして、決勝戦で両校の校歌斉唱、校旗掲揚を行う。

●シキャク、シキャクと何事かと思っていたら「刺客」のことであった。保険と貯金事業が最大のモンダイなんだから、郵便事業のみ公社で残せばいい。金融で儲けまくった部分にメスを入れなければ何の意味もない。

●天ぷらを天つゆで食べる習慣が減ってきているように思う。ガキんちょまでが通ブッて塩で食べている。一体あのガキ共の狙いは何なのか。

2005年8月29日号掲載
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