2003年紙ジャケ大賞　選考経過

【2003年紙ジャケ大賞】
Sony Music Direct Inc.
「アル・クーパー」

今年の大賞はなんとアル・クーパー。
リマスター的には新規・既発が混在し、完璧、というものではなかったが
SONYの洋楽ロック紙ジャケの復活、来日、と本年の大きな話題の一つであ
った。その他の部門賞に関しても、掲示板で皆さんの意見を募集し、選考
の参考にさせてもらった。
というのも・・・・今年は隊員がぐうたらで・・、あ、とにかく各賞の結
果を選考経過とあわせてお楽しみください！（Ｗ）



【ROCK/POPS部門】


Ｗ：さあ〜、やってまいりました！今年の大賞は！？
Ｓ：DarknessのＵＫ盤ＬＰ！
Ｗ：ちがーうっ！
Ｙ：エリス・レジーナの娘の、ブラジル盤ＬＰ！
Ｗ：だから〜、違うっていってんだろー！！ＣＤだよ、ＣＤ。
Ｓ：ＣＤに未来はないぞっ。
Ａ：え〜...てなこともふまえつつ、今年も選んでみましょう〜。
・・・・・・・・・
Ｗ：今年は掲示板で多くの方からご意見をいただきました。
Ｙ：みなさん、どうもありがとうございました。
Ａ：やはりアル・クーパーとかトラフィックとか記憶に残ってるんですね。
Ｗ：厳密な新規リマスターとプロダクトの完成度というと、ワーナーの名盤探検隊
　　とかフェアポートになるんだろうけどね
Ｙ：フェアポート、トラフィック、ファウストでいいんじゃない？
Ｗ：全部ユニバーサルじゃないか！
Ｓ：しかも全部同じシリーズだよね。ロックレジェンド。
Ｙ：じゃ、ロックレジェンドで一つにまとめよう。
Ｗ：いいのか？
Ｓ：たしかに価格も出来も全体的に文句ないしな、このシリーズ。でもこれだけにな
　　っちゃう。
Ｙ：やはり今年はアメリカン・ロックの台頭ってことでね、他のを選びたい。
Ｗ：名盤探検隊かなぁ。でも名盤とはいえドーしてもラインナップは地味なんだよな
Ａ：一世を風靡した大ヒット作、ってのはないわけですからね。
Ｙ：ＣＳＮＹとかホテカリとか入ってれば文句なしの大賞だ。
Ｓ：そーゆー意味で大物、っていったらアル・クーパーになるのかな。
Ｗ：既発リマスターまじってるぞ。フィルモアなんか出たばっかりだったし。
Ｙ：ジャケもあいかわらず規程にうるさいＳＯＮＹの紙ジャケ
Ａ：「ああ、ＳＯＮＹの紙ジャケが帰ってきたんだなー」って感じがしていいじゃな
　　いですか。
Ｙ：去年猫のレスターは出たけどね。分割後はＹＭＯがあったし。
Ｗ：まぁ洋楽ファン的にはアル・クーパー、Ｓ＆Ｇ、バーズで復活を実感したという。
Ｓ：じゃあ、いいか。おかげでひさしぶりにアル・クーパー聴けたし。ＨＭＶが特典
　　帯つけたってのも画期的だった。
Ｙ：なんだかようわからん特典帯だったけどな。
Ｗ：いいじゃないの。オマケにあれこれいわなくても・・・。
Ａ：じゃあ次はアメリカンロックの良心、名盤探検隊ですね。このシリーズ毎年やっ
　　て欲しいですね。
Ｓ：まだまだいっぱいあるしなー。

Ｙ：あとはツボだな、ツボ。
Ｗ：ゴムヒモがなかったのはいたしかたないとしても、まさに紙ジャケ向き
Ｓ：特殊ジャケ大賞だな。店頭でみてびっくりしたよね、こんなでかかったんだ、って。
Ｙ：一応比率的にもオリジナルにあってるようだ
Ａ：ゴムひものつけ方、とかいうペラが入ってたら完璧でしたね・・で自分でつけると
　　いう・・。
Ｗ：あのゴムひもにもいくつか種類があるようで、オリジナル至上の方は大変だな。
Ｓ：ゴムひもの話題しかでてこんな・・・。

Ｙ：プログレも大物はでそろって、かなりマニアックなところへ来てるよね。
Ｗ：ジャーマン、イタリアン、とかが目立った。アモン・デュールはうれしかったけど。
Ｓ：あれはやっぱＬＰで聴かないとつまらんな。針トビギミックも生きないしな。
Ａ：フォーマットの移行に耐えられないあだ花的な名盤なんですね。
Ｗ：でも傑作。
Ｓ：あーはいはい。
Ｙ：ブリティッシュプログレはプロコル・ハルムが来日もしたし・・
Ｗ：でもブリティッシュならエアメールの一連のヤツにつきるだろう。
Ｓ：アフィニティ、ストレンジもよかったけど、まぁラリーペイジコレクションが印象
　　的だったね。
Ｗ：なにしろ元が高すぎて紙ジャケでもでなきゃ聴かなかっただろうからな。
Ｙ：はじめて聴いたけど面白かったよ。オクトパスの中ジャケがエロかった。
Ａ：やはりこの手はソーユーとこに価値があるんですね。
Ｙ：当たり前だろ、ジャズおやじとプログレおやじの基本だぞ。

Ｓ：ブリティッシュ・ビート40周年は？
Ａ：掲示板の意見ではやはりマンにつきるようですね
Ｗ：フォンタナの方ね、いい出来でした。
Ｓ：やはりブリティッシュビートっていっても66-67のサイケがかった方が人気がある
　　んだよね。
Ｙ：ＣＤで聴いてても面白いしな。そういう意味で今年はホリーズのサイケ期に期待。
Ｓ：個人的にはゼムとゾンビーズが欲しい。あとアートウッズ。
Ｗ：でもなんかモノ足りないんだよなー。空疎ってゆうか。
Ｙ：ブリティッシュビートを祝うにしても肝心なヤツの紙ジャケがないからだろ。
Ａ：ビートルズとストーンズですね。たしかにあれがあって初めて他のもそろえたく
　　なる、ってことで
Ｓ：そうだよなー、ジャズもまずサキコロ、マイルス、エバンスがあって、ブルーノー
　　トがガーンと来て、って感じだからねぇ。

Ａ：もう５つぐらいそろいましたけど、今年目立ったヤツでニュー・ウェーブものや
　　ソウルＲ＆Ｂ系があります。
Ｗ：ジョン・フォックスか、話題のＪＢかどっちか。
Ｓ：ＪＢは帯にデジタル・リマスターって書いてあるけど、結局さっぱりなんだかわ
　　からん。
Ａ：音はよかったんですか？
Ｓ：別に・・・
Ｙ：まぁその他にもスティービー・ワンダーやＥＷ＆Ｆが出たし、象徴的にＪＢって
　　ことで。来年はルーファスも出るし。
Ｗ：この手は名盤選でやってもらった方が楽しいかもね。
Ａ：ＮＷはチェリーレッドやコステロとか出ましたけど。
Ｓ：ＮＷってゆうか、まだまだ大物が残ってる。テレヴィジョンがくるし、パティや
　　ブロンディ、ヘッズのＮＹ勢。英国なら超コレクタブルなＵ２が残ってるし、ま
　　だまだジャケ的にも面白いのはいっぱいあるよ。ファクトリー系とかね。
Ｙ：来年に期待しよう。

Ｗ：今年はそうすっとブリティッシュロックがひとまず落ち着いて、アメリカン紙ジ
　　ャケが目立った。プログレはマイナーなとこへいって、トラッド系の大物がでて
　　きた。あとはブラック系とＮＷ。そんなとこかな。
Ｙ：来年はクィーンやクリムゾンなんて２回り目に突入するからね。
Ａ：あいかわらずジャズの後を追う展開なんですね。
Ｓ：しょせん、こだわりオヤジ市場だからな
Ｙ：わりきってるな〜。世の中をナナメに見るのはやめなさい。
Ａ：オヤジにおこられちゃいましたねー（笑）。


【JAZZ部門】
Ｗ：ジャズはねー。さすがにもうメインストリームの名盤は出すもんないね。
Ｙ：禁断のユーロ・ジャズとフリー・ジャズに向かった。
Ｓ：10インチという切り口はまだ有効だったみたいだけどね。
Ａ：紙ジャケでも限界となると、もうＣＤフォーマットでの復刻の限界かもしれ
　　ませんね。
Ｗ：次世代への移行がうまくいくといいんだけど。難しそうだな。
Ｓ：ブラジルものとかフュージョン系はまだまだ名盤あるけどね。
Ａ：クインシー・ジョーンズの紙ジャケシリーズって思い切ったものもありました。
Ｙ：でもやっぱユーロだろ。紙ジャケにならなきゃ聴かなかったよ。
Ｗ：フォンタナ/フィリップスで決まりだろーな。

Ｓ：フリーもけっこう出たけど、サン・ラーが先陣を切った。
Ｗ：リマスターっつうか初ＣＤ化が多いし、よくぞ紙ジャケで出してくれましたっ
　　てとこだな。
Ｙ：ジャケの再現度はどーなの。
Ｓ：よくわかんない（笑）　今後フリーがけっこう出てきてもきっとわかんない。
Ｗ：Ｊ-ＪＡＺＺもフリーも含めてけっこう出て、はじめて接したものも多かった。
Ａ：そういえば、Strata-eastってフリーなんですか？
Ｓ：あ、いいねぇ、是非紙ジャケで出て欲しい。VIENNAとか久しぶりに聴きたいなー。

Ｙ：３位まで決まったけど、色気ないな。
Ｗ：年末に出たバディ・デフランコとか、なごめるんじゃない？
Ｓ：あと印刷はイマイチだったけどカーリン・クローグとジョニー・サマーズもジャ
　　ケ的にも紙ジャケ向きだった。
Ａ：年末ものではベツレヘムはどーだったんですか？
Ｗ：いやこれがデジタル・リマスターってだけ書いてあるんだけど、前のプラケと
　　同じなのか、ならべかえただけなのか、さっぱりわからん。なんなんだ一体？
　　全部買ったけどね。
Ｓ：曲ならべかえてジャケ代えただけでデジタル・リマスターっていって売ってんの？
Ｙ：ファンをバカにしてんのか。
Ｗ：いやわかんないんだよー。買ってもわかんない。ゴールドブラットのジャケは
　　確かにいいんだけどさー。
Ａ：なめられてますね〜。
Ｓ：こーゆーのは何時のリマスターかちゃんと明記してくんないとね。あとＡＤをや
　　りなおしてないリマスターってだまされてるようなもんだしね。



【CLASSIC部門】

Ｗ：ない。
Ｙ：見事にない。カザルスだけ。
Ｓ：あれ、なんで紙ジャケにしたんだろ？
Ａ：クラシックはダメなんですね
Ｗ：再発モノ自体がね。やはり予算をかけられないし・・。
Ｙ：残念だな。でも次世代に移行しつつあるし、新たな動きがあるかも。


【J-ROCK／J-POP部門】

Ｓ：去年あたりからタイトルが増えてきたジャンル。
Ｗ：圧巻はプリズム。ジャケ、インナー、帯復刻。ＳＡＣＤハイブリッドリマスター、
　　タイトルによってはマルチも入ってて、全プレまでついてこの値段。
Ｙ：復刻の鑑のような。
Ｓ：現在考えられる究極のリイシュー。すべてのリイシューがこのレベルだったら夢
　　のようなんだが・・・。
Ｗ：ところでこれ、ってジャズ部門じゃないのか？
Ｓ：いや、プリズムはロックだろ？
Ｙ：そうか？
Ａ：そのへんが大賞にならなかった理由でしょうかね？

Ｓ：ＹＭＯは「足がはやかったで賞」もあげます（笑）
Ｗ：教授監修が話題になってたけど、これ、もっと大事なのは小池光夫リマスターって
　　とこだよね。アルファのオリジナルのエンジニアの。
Ｙ：ＲＶＧリマスターみたいなもんか？
Ａ：印籠付ってヤツですね。とにかく聴いて見ろ、ってことで。

Ｗ：あとはちょっとはずれるかもしんないけどVICTORのピンクレディーもすごくいいリ
　　イシューだったと思う。
Ａ：アイドルはシングルメインだから、ああいう形っていいですよね。
Ｙ：洋楽のシングルＢＯＸもＣＤは１枚でいいんだけどなー。ジャケだけいっぱいいれ
　　てくれれば。
Ｓ：パンクとかもよさそうだよね、あのかたちは。

Ｗ：それはともかく最後は東芝の必聴名盤シリーズとテイチクのＧＳシリーズの一騎打
　　ちだ。
Ｓ：うーんどっちかなー。
Ｙ：ジャックスがある方、どっちだっけ？
Ａ：この世代はジャックスに特別な思い入れがあるんですね。


【海外/その他の部門】

Ｙ：海外は韓国もすごくこだわりがあってよかったけど
Ｓ：あのスキン・タッチ・カバーはいいね。バカで最高。
Ａ：パワーを感じますね。
Ｗ：でもまぁ、紙ジャケではじめてジャケ内側まで再現したヤング先生の
　　ドイツ盤紙ジャケ、ってことで。
Ｓ：その他の部分ではハーブ・リッツとか新たなとこへ目を向けてくれた。
Ｙ：ムーグの紙ジャケもヘンだったね。なんで？って感じで面白かった。



【紙ジャケアンコールプレス賞】

Ａ：これが問題です。
Ｗ：去年はマクジャイ選んじゃったんだよなー。
Ｓ：考えが足りなかった。あさはかだった。
Ｗ：今年まさかこんな展開が待っていたなんて。
Ｙ：だから去年は東芝のタルを選んでおけばよかったんだよ。あれはきちんと
　　帯にアンコールプレスと書いてあってユニオン特典も再発花帯だった。
Ｓ：いい再発でしたねー。
Ａ：今さら遅いですね。

Ｙ：ＺＥＰはいいのか？
Ｗ：あれはれっきとした、まっとうな再発。品番も帯もかわってるし、値段も
　　安くなってる。
Ａ：ジャケは改良されてませんでしたよ
Ｓ：まぁこんなタイミングでジャケだけヘタに改良されても困るし。再現度が
　　あがる時は次の次世代新リマスターの時がいいな。
Ｙ：そういう考え方もあるな。値段も安くなったし。IIIの穴が増えるのは次
　　の機会ね。
Ｗ：ま、新譜じゃないしあわてて欲しいわけでもない、と。

Ａ：いわゆる、そのまんま再生産が問題なんですか？
Ｓ：あれはねー、まぁ需要があるなら再生産もやむなし、ってとこだけど。で
　　も帯くらいちょこっとアンコールとか書いておいてくれないとな。
Ｗ：いいじゃない。もう発売前日にかみさんにおこられながらムリして買わな
　　くてもいいってことで。
Ｓ：売り切れたら再生産されるし、売れなかったら残ってるわけだから買い手
　　にとっては、とりあえずいいよね。
Ｙ：まぁでも初回限定で初回は売れなくなるわな。そもそも今や初回限定の効
　　力なんて希薄だけどね。
Ｓ：でもこれ以上いくと結局、価格があがってクォリティが落ちる。
Ｙ：風が吹けば・・みたいなもんか？杞憂なんじゃ？
Ｗ：まぁでもＣＤ業界の売上げが最悪なのはそうした悪循環も一因だからね。
　　目先の売上げ重視でどんどん先細っていく。
Ｓ：最終的には紙ジャケなんてコストがかかるものは出せなくなる。独自リマ
　　スターなんてとんでもないよね。クラシックと同じ状態になる。
Ｙ：まぁ紙ジャケなんてどーなってもいいんだろ、メーカーは。最後のあらか
　　せぎというか搾り取れるだけ絞りとるという。
Ｓ：再発帯にしてユニオン特典がつくのが一番いいな。そしたら両方買うし。
Ａ：そんな物好きなヒトはそんなにいませんよ。
Ｗ：おまえは帯が違うと買いがいがあるからうれしいんだろ。
Ａ：レア度がどうこうって話もありましたけど・・・。
Ｙ：レアっていってもしょせん紙ジャケだからな、たかが知れてるよ。
Ｗ：おれたちが遊びでデータベースにレア度なんてつけてたのがいけないのかな
Ｓ：このＨＰにそんな影響力ないだろ。
Ａ：まぁなんにしても、今や価値があるのは紙ジャケ本体よりユニオン特典です
　　からね。
Ｙ：やっぱ作り手のこだわりとか、愛情が感じられるのは価値が出ちゃうのかな。
　　本体よりよかったりするもんな。
Ｗ：そのうちユニオン特典も復刻されるだろ。


【JAZZ特別賞】

Ｓ：なんだこの賞は？
Ｙ：こんな賞しらんぞー。
Ｗ：あ、いや、これはね。厳密にいうと紙ジャケじゃないんだけどね、リイシュー
　　に紙ジャケをうまく使っているという・・。
Ｓ：10インチジャケ見開き紙ジャケ２枚組でスリップケースに収納？？
Ｗ：いやね、パーカーとかはね、特にダイアル期はバラにしてもあんまり意味がな
　　いんでこういうやり方もすごくいいんじゃないかな、って。
Ｙ：パーカーみたいな特殊な時期のヤツね
Ｓ：でもなー、微妙だな。
Ｗ：とゆうことで特別賞なんだよ。いや、よくできててさ。
Ｓ：いいのかなー。でもオレも買おうっと。


【紙ジャケ特典大賞】

Ｙ：とゆー、今まではユニオンのためにあったような賞なわけだが・・・。
Ａ：今年はＨＭＶも参戦しましたね
Ｓ：そんで、ついに現代オマケ文化の覇者がこのリングにとーじょー！
Ｗ：グリコのオマケにはかなわない
Ｙ：さすがによく出来てた。後発のブルボンとかバンダイとかキリンとかはポ
　　イントがわかってない。

Ｓ：ユニオンも別ジャケ、帯復刻と今年はすごかったけどね
Ｗ：人気からいったらパープルかな。タリエシンまで後からついたという
Ｙ：ジャック・ブルースやマグナカルタもよかったよね
Ｓ：シンプルに元のレア度からいったら年末のホリーズ。ペラジャケ解説つき
　　で、ついに、なんとオデオン水色帯が！！！
Ｗ：これは画期的。よく許可がおりたな。このままビートルズにもつけてくれ。
Ａ：じゃあ次点はホリーズですね。フリーの帯も激レアなんですよね
Ｓ：でもほら、やっぱオデオン水色帯だから・・・。


【箱バカで賞】

Ｙ：えー、ユニオンの牙城をグリコがくずしたため、こんな賞を作ってみたのだ
Ｗ：探検隊は帯派だけど、箱もこんだけたまっちゃうと愛着でちゃうよな
Ｓ：キンクスとかクリムゾンは箱に入ったため今や押入のどっかにいってわから
　　ない・・。

Ｗ：まーなんといってもＤＳＭ第２弾木箱がスゲーだろ。これがなんと1748円
　　10枚でもらえちゃうんだ。去年は20枚だったんだぞ。
Ｙ：去年って、写真の下のヤツね。しかも今年は色がついてんだな
Ｗ：そう、トランペッターのシャツの色が赤くなったのだ！これ、木材に赤く色
　　つけてるんだぞ。
Ｓ：これは、よくここまでやったな・・・しかし。
Ａ：ＪＡＺＺに興味がなくてもも買っとくべきなんでしょうかね？
Ｗ：死ぬまでには好きになるだろ。どれも名盤だし、損はないぞ。

Ｙ：ロックではフェアポートもよかったよな
Ｓ：じゃ次点。写真にうつってないけど
Ｗ：なんで？
Ｓ：もってくんの忘れた
Ａ：ダンの箱も年末に一騒ぎありましたね
Ｓ：スティーリー・ダンが実はコレクタブルなアーティストだってことが、いき
　　なり顕在化しちゃったという、恐ろしい特典だったな。
Ｙ：今までも日本盤シングルとかは高かったけどね
Ｗ：ということで３位はaja箱だな。内箱のajaと彩をかさねたデザインも気がきい
　　てた。
Ｓ：箱バカ化してるなー。



【選考を終えて】

Ｙ：年々更新頻度がへっております
Ｓ：ハタラケー
Ｗ：おまえこそ聖なる館どーしたんだ？
Ｓ：鋭意。
Ｗ：鋭意なんだよ？
Ｓ：まぁあれだね、やっぱ面白いのは４までだよ
Ｙ：いいから早くしろ。
Ａ：更新されて活発だったのは掲示板だけでした
Ｗ：とゆーことでだな、もう一つ賞があるんだ、パンパカパーン！

　　　「紙　ジ　ャ　ケ　功　労　賞」

　　　　　ル　ー　デ　ィ　ー

Ｙ：そんなもん、ユニオンに売ってネーゾー
Ａ：いやぁホントお世話になりました。
Ｓ：文句がありません。ホント頼りにしっぱなしで。
Ｙ：ありがとうございました〜。

Ｗ：掲示板は２ch風の書き込みも目立ったね
Ｓ：２chはおれも活用してるし違和感はないけどね
Ｗ：まぁ、でもそれぞれ特性があるわけで、日本中の掲示板が2ch風の書き込み
　　になっても面白くないだろ
Ｙ：プログレもクリムゾンとフロイドがいるからいいわけだしな
Ａ：プログレおやじ的ないい分ですね
Ｓ：まぁその掲示板のスタイルにあった書き方はあるよね
Ａ：そもそもボードの形式が違うんで、うまく会話が成り立たないって点もあり
　　ます
Ｓ：でも２chの紙ジャケスレとか面白いぞ
Ｙ・Ｗ：おまえは、自分の掲示板ほったらかして、何やっとんじゃ〜！

Ｓ：しかしだな、
Ａ：話題をかえようとしますね
Ｓ：あの、さすがにもう全部買ってないんだけど、いいのかな
Ｗ：大賞選考になるのか、ってこと？
Ｓ：そう。すべて買えないんだな。実はすごくいいのもあるかもしれないし、シリ
　　ーズでダメなのを買ってるかもしれなくて他のタイトルはいいかもしれない。
Ｙ：でもレコ大の審査員がその年出たレコード全部聴いてるわけじゃないだろ。
　　レココレの選者は全部聴いてるのか？
Ａ：レココレはヘタすると聴いてるかもしれませんね
Ｙ：でもさすがに全部自腹で買ってないだろ。やはり数が増えてくると話題になっ
　　たものが中心になるという。
Ｓ：あとは昔からの人たちで、長くこのＨＰを見てる人のほとんどがアナログ盤に
　　はしっちゃうってことなんだよね。紙ジャケというかあんまりＣＤにお金をさ
　　けなくなるという。
Ｗ：比較検証なんかやったのが間違いだったか。
Ｙ：ＣＤ自体は限界がみえてて、しかもＣＣＣＤがリイシューにまで波及してるし
　　もう見限っちゃいたいくらいだもんな。
Ｓ：新譜は最近ほとんどアナログで買えるからいいんだけどね。むしろできるだけ
　　アナログで買おうとしてる。
Ｙ：ＣＤで持っててもしょうがない、ってことね。ＳＡＣＤとかが順調にテイクオ
　　フしてるとは思えないし。もはやビデオもＨＤベースだからな。
Ａ：日常的にはＨＤベースで十分ですからね

Ｗ：去年は希望を持とう！っていって始まったんじゃなかったっけ？
Ｓ：状況は悪くなるばかりですな
Ｙ：ケビンの紙ジャケは出るぞ
Ｗ：あんたはそれさえ出ればいいんでしょ？
Ｙ：ファンなんてそんなもんよ

Ｓ：新春放談にしては暗くなってきたな
Ｗ：おやじが暗い社会はよくないからな
Ｓ：よし、今年はライブにいこう！
Ｗ：なんだそれ？
Ｙ：もうちょっとがんばってＨＰを更新するのだ！
Ｗ：エ〜！？
Ｓ：え〜、じゃないだろ。新年の誓いぐらいバーンとやれ１
Ｙ：オマエはどーなんだ？
Ｓ：ピンクフェアリーズの紙ジャケをだす！！
Ａ：って、あんたが出せるわけないじゃない・・・
Ｗ：収拾がつかんな・・・
Ｙ：けび〜ん！！
Ｓ：毎年それかい・・・ハイハイ今年こそでますとも
Ｗ：まあいいや、じゃ、大賞はアルさん、おめでとうございました〜。
Ａ：まとめになってませんが・・・。
Ｗ：それでは〜、
全：みなさま本年もよろしくお願いいたしま〜す！！

（了）