探検隊はこのHPを作成するにあたって、けっこうレコード店を回った。 いかに限定盤といえどSPをさがしているわけではない、たかだか5年前くらいのCDである。 レコード会社に聞いたり、雑誌のバックナンバーなどをあたればいいものを、調べようとするとすぐ、 よし、どっからまわる?とくる。みんなLP時代のくせがぬけていない。 フィールドワークが好き、というよりやはりレコード屋の棚をあさって目当てのものを見つけたときの あの感じが忘れられないのだ。バックナンバーなんて信用できない。実物を発見したいのだ。 こうした不毛で効率の悪い作業の結果、面白いことがわかった。 まず紙ジャケはHMV.タワーなど大型チェーン店にはほとんど残っていない。 もちろん新譜の間はあるが、回転が早いためすぐになくなってしまう。 狙い目は郊外/地方の普通のレコード店である。駅の近くの新星堂などもねらいめだ。 もちろんそろっているわけがない、1店に1枚くらいずつ、返品の荒波をのりこえてひっそりと残っている。 これを見つけたときが1番うれしい。 そして面白いのは小さな昔ながらのレコード屋で積極的に紙ジャケをそろえている店があることだ。 これは一つの生き残り手段である。上記のような大型チェーンに対抗する手段として面白い。 だってどうせ売れるのはJ−POPの新作。ROCK/JAZZ/CLASSICで安い輸入盤や豊富な品揃えの チェーン店に勝てるわけがない。はっきりいって毎月おしつけられるJAZZの新譜など苦痛以外の何物でも ないだろう。だがJAZZコーナーはあったりする。だから紙ジャケだけ注文して返品をしないでとっておけ ばいい(どうせ紙ジャケなどの限定盤は返品できる数が限られている)ということなのだろうか。 JAZZの新譜を3枚とるなら「ワルツ・フォー・デビイ」や「レフト・アローン」の紙ジャケを仮の客注で 100枚いれておいておけばいいのだ。この方が動くかも知れない。これならいつか必ずはける。どっか遠いと ころから我々のような輩がそのうち買いにくる。なるほど、これはいいかもしれない。 でもリスクもある。レコード会社が何とかコレクションとか称して売れる物、売れない物ごちゃまぜで紙ジャ ケを出したりする。中には1枚も売れないタイトルもある。やはり商品知識は不可欠だ。 以下いくつか都内でわりとそろってる店を紹介しておく。地方の方はもし立ち寄る機会が あったらのぞいてみてほしい。インターネットのショップはリンク集をどうぞ。 高田馬場ムトウ BIGBOX前に早稲田通りをはさんで2店。片方がJAZZ/CLASSIC、 片方が普通のレコード屋。どちらも充実した紙ジャケコーナーがある。 秋葉原石丸電気 CD/レコードを集めた館(メディア館ていうのかな?)ここも紙ジャケコーナーは充 実している。秋葉では他にヤマギワも紙ジャケコーナーがあるがあまりいいのは残っていない。 白楽タチバナ 紙ジャケを多くそろえる地方店の一つ。2Fは中古を扱う。 その他中古を併設している店としては ディスク・ユニオン いわずとしれた有名なチェーン。最近紙ジャケの値段があがってきている。 新宿、関内、お茶の水の新入荷エサ箱に注目。在庫としてストックしているようで、何かのセールの時などに よく放出される。 レコファン 有名なチェーンの一つ。中古は良心的な値段。ただし出物はどの店もあまり多くない。 富士屋AVIC東京中野のブロードウェイにある中古SHOP。ここのJAZZの中古紙ジャケの 量は半端ではない。紙ジャケの買い取りを強化しているようだ。 その他また思いついたら追加していきます。 上記の店の具体的な場所がお知りになりたい方、また もし店情報がおありの方は是非こちらへおよせください。
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