スプリングスティーンの"明日なき暴走"の紙ジャケを比較してみました。 今までの仕掛けジャケットとは違い、ただの見開き(ゲートフォールド)ジャケなので 前回の紙ジャケとの違いに注目していこうと思います。 比較したのは LP(写真後ろ) 米盤 COLUMBIA PC33795(1975 番号はオリジナルですが初版ではない) 前回紙ジャケ(写真手前左) 日本 SONY SRCS7907(95/12発売 SBMマスターサウンドシリーズ) 今回紙ジャケ(写真手前右) 日本 SME SRCS8983(99/09発売) ごらんのように前回の紙ジャケはマスターサウンドシリーズのタテ帯ですが、 今回は日本初版と同じように上からかぶせるタイプになっています。 これでないとブルースの顔がかくれちゃいますからね。 ただ今回「リバー」や「ネブラスカ」など初版がタテ帯だった他のタイトル も上からかぶせるタイプに統一されてしまったのは残念です。 今回の帯はなつかしい←STEREO360SOUND→のロゴが入ってます。 (でもブルースには関係ないような気もするが....)。 今回の構成では解説がブックレットタイプになっています。 ジャケの紙は今回のシリーズの他のタイトルと違い、かなり分厚い紙質。そ のせいか値段も高いのですが。 CDは半円状の半透明ビニール袋におさめられています。 前回の紙ジャケはSBMロゴ入りの透明プラスティックスリーヴに収納する 形で、ビクターのマスターズ・オブ・ジャズと同じ形式です。 帯のウラには簡単なアルバムの解説が書いてあります。解説/歌詞カードは 4つ折りタイプ(ライナーは再録)。 CDは不織布に入っていました。 紙質は今回の紙ジャケ同様分厚いものです。 ジャケット 見開きのジャケットは内ジャケも含めてほぼLPと同じなのですが、細かい 点で違いが見られます。 背表紙。上から今回紙ジャケ/前回紙ジャケ/LPです。 前回の紙ジャケはLPと似ていて品番の下に斜線が入るタイプです。 ジャケット裏右上端。 今回はコロンビアのロゴがバーコードになってしまっています。 前回はバーコードは帯についていました。 このへんは不満の残るところです。 ジャケット裏左下端。並びは上記同様。 いろんな規定文が入っています。これは多少しょうがないのですが、時代がた つにしたがっていろんな規定が増えてきているのが実感できます。 Compact Discのロゴはしょうがないにしろ、SMEのロゴはどうにかならなか ったのでしょうか。 なお米初版はプロデューサーのJON LANDAUの名前がJOHNと間違って表記されて いるそうです。その後シール対応とかなんやかんややったのが2版くらい。 上記3種はもちろんなおっています。 米白サンプル盤。WLP(WhiteLabelPromo)といわれるもの。 ジャケにステッカーを貼ってクレジットをなおしてあります。 レーベルです。後ろがLP、手前左が前回、右が今回です。 前回はマスターサウンドシリーズ共通だったので、今回のほうが雰囲気が出て います。 音質 音質はLPの味わいと迫力もすてがたいのですが、CDもけっこう丁寧なリマ スターがされていてわりといい感じ(高音がもうちょっと伸びて欲しい気もし ますが)。 CDはどちらも同じような感じですが、前回はSBMの分だけ全体にナチュラ ルでフワっとしているように聞こえます(気のせいかもしれませんが)。 ただしどちらもリマスターのクレジットがキチンとなされていないのは不満で す。このへんは是非改善していただきたい所です。 値段 もっとも不思議なのは値段で、前回は税抜きで¥1942。今回は¥2400です。 再発をくりかえしているのに値段があがっているのはげせません。 しかも今回の他のタイトルは¥1700なのです。 でもまぁ全体にはソツのない作りです。ボスの歌をひさしぶりに聴きましたが やはりいつきいてもパワーを感じます。 toppage database
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