年明けに猫たちをワクチン接種に連れて行った。二匹同時に病院に連れて行くのは初めてだったが、特に混乱もなく二匹とも捕獲され、バッグにおさまった。病院でもおとなしかったので、滞りなくワクチン接種は終了、30分足らずで帰宅することができた。
対照的だったのは帰宅したときで、バッグから出るやいなやヲザワは普段以上に飼い主にすり寄り、コバケンは物陰に隠れて飼い主を睨みつけた。
病院に連れて行ったのは飼い主であるという事実を前に、それでもなお飼い主によって不快を癒そうという行動は人間の子供に近いように思う。生まれも育ちも家猫のヲザワと、野良出身のコバケンの違いか、家猫生活の長さの違いか。何年飼っても飼い主を信頼しない猫も実家にはいたから、持って生まれた性格によるものなのかもしれない。今後コバケンの行動が変化して行くのか、引き続き観察していこうと思う。
2011年01月12日掲載 ▲