こうやさんはわたしの中学の先輩で、
毎朝、わたしの家のちかくでたばこを吸っていて、
わたしはこわくていつも目を合わせないようにして通った。
こうやさんは中学を卒業した。
たまに道ですれ違うと、いつからかわたしに声を掛けてくるようになった。
友達といるときでも、彼女と二人でいるときでもわたしに声をかけてきた。
いつも決まったように、おまえ太ったんじゃない?ってとても失礼な人だった。
わたしも中学を卒業した。
高校3年の文化祭の帰り、地元の駅でこうやさんに会った。
駅の近くに駐車場があって、車のかげに座って、べつにはなすことも
特にないけど、わたしはこうやさんの隣りに座った。
こうやさんはわたしのかたに手をまわして自分の方に引き寄せた。
こうやさんの指がわたしの口の中にはいってきた。
わたしはなんとなくそれをなめた。
それからわたしはこうやさんの耳たぶに唇を這わせた。
耳たぶをかんだりした。
なぜだか自分でもわからなかった。
わたしはこうやさんを好きでもなんでもなかったけど、
男の人に抱き寄せられていること、男の人の耳たぶを愛撫することに夢中だった。
こうやさんは黒い服を着ていた。
それからわたしたちは一緒にあるいて帰った。
こうやさんはわたしをどこかの家の壁に押し付けるように体を近づけた。
キスしたかは覚えていない。
わたしのちっこい胸が制服のうえからもまれて、スカートがめくりあげられた。
こうやさんはわたしの下着のすきまから手を入れて、
あそこをさわった。指をつっこんだ。
それからこうやさんのあそこが入ってきた。
わたしたちは立ったまま、こうやさんはわたしの片足を持ち上げて
したからぐいぐい押すようにした。
わたしのあそこがひろがってなにかでいっぱいになった感じだった。
からっぽになっても、わたしのあそこはぼわんぼわんって、
まだ何かが入っているような感じだった。
わたしは、
はじめてだったんだよと言った。
2001.08.28(火)
2006年10月23日号掲載
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