♪01
The Scene / Wim Mertens
すでに何度もかけているウィム・メルテン。これは、Crepuscule for Cafe Apres-midi 2に入っている。小品だが、美しい。ウィム・メルテンの口笛が響く。
♪02
Theme X ( main version) / Kazufumi Kodama
こだま和文も何度もかけている。これは鈴木清順の映画『ピストルオペラ』のサウンドトラック。かっこいい。
♪03
Jumbo / Underworld
これも何度かかけているUnderworld。
♪04
in and out / Sunahara Yoshinori
一度前にかけた砂原良徳。同じアルバム「Lovebeat」から。
♪05
Radioactivity / Kraftwerk
クラフトワークの名曲!
♪06
Les Chants Magnetiques Part 4 / Jane Michel
Jarre
ジャン・ミッシェル・ジャールも何度かかけた。
♪07
Ai no Kuraine Melody / Denki Groove
今回初めてかけるのは電気グルーヴ。私は実は電気グルーヴの大ファンである。ファーストアルバム「フラッシュパパ」から全てのアルバムを聞いている。当時彼らはバカテクノラップだった。しかし、はまると抜けられなくなる。気持ちいいのだ。
石野卓球は次第にテクノ色を強め、今やDJとしても日本を代表する存在。東京の Womb というクラブをフランチャイズとしている。
余談だが、先日アストロラウンジでDJテンに会った。Womb
でDJをやっている人。住まいがつくばなのだ。石野卓球のファンなんだという話をしたら、今度 Womb
に来て下さいよ、卓球さん紹介しますから、と言う。
だけどクラブは夜が遅いからなあ、おじさんにはちょっときついんだけどなあ。
♪08
Another Orangutango / Pigbag
ピッグバッグのデビュー盤CDにボーナストラックとして入っている曲。Orangutango という曲の別バージョン。
♪09
Colour Blind / The Pop Group
今回の目玉の第2弾はこれ。何度かポップグループについて言及しながらも今までかけていなかったのはやはり場所がカフェだからだ。しかしこの曲なら、まあかけてもいいかなと思った。ギターがかっこいい。しびれる。
ポップグループは最近CD再発が続いている。3枚のアルバムが全てCD化されている。
このバンドを聞くと、いつもパンクとは何だったのかと考える。私はパンクとは Sex Pistols だったと言い切ってもいいと思っている。
当時、The Stranglers や Clash や、場合によってはニューヨークの Television でさえパンクと言われた馬鹿げた状況があったが、いま聴き直してみると、いったい何がパンクだよと思う。Clash
でさえ笑ってしまうほど凡庸なポップバンドだ。Televisionは確かにいいバンドだと思うが、いくら何でもあれをパンクという感性はどうかしている。
The Stranglers なんて、 当時でさえ、Rough Tradeのオヤジに Childish!とこき下ろされたという風評が東京まで伝わってきていた。パンクムーブメントは確かに音楽の世界に衝撃を与え、みな影響を受けたが、いまになっても聴けるだけのものはセックスピストルズしかないと思う。その
Sex Pistols だって、実際はストレートなロックンロールだ。だからジョン・ライドンはPILを始めたのだ。
そんな中で正直にパンクを引継いたのは The Pop Group だったと思う。
いま聴いてもこのバンドの良さは変わらない。だからこそいまでもCDが再発されるのだ。そしてリーダー格の Mark Stewart
はいまに至るまでその姿勢を変えていない。実に驚くべきことだ。
♪10
Flight / A Certain Ratio
A Certain Ratio も何度もかけている。
♪11
Blue Bell Knoll / Cocteau Twins
このバンドも何度もかけている。
♪12
Bonds of Love / Anna Domino
アンナ・ドミノをかけるのも3回目。全て同じアルバムMysteries of America から。
2006年3月27日号掲載
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