ストレンジ・デイズ・プレゼンツ BRITISH JAZZ ROCK シリーズ 2000/1,2リリース 各\2233 14W |
1/29 5W ヴァーティゴ(キティ) KTCM1156 ニュークリアス/エラスティック・ロック(写真) KTCM1159 イアン・カー・ウィズ・ニュークリアス・ブラス/ラビリンス KTCM1161 ボブ・ダウンズ・オープン・ミュージック/エレクトリック・シティ KTCM1163 コロシアム/ヴァレンタイン・スイート KTCM1165 クレシダ 発売日未定 4W ヴァーティゴ(キティ) KTCM1157 スティル・ライフ KTCM1158 アフィニティ KTCM1162 キース・ティペット・グループ/デディケイテッド・トゥ・ユー・ワント・リスニング KTCM1164 リンダ・ホイル/ピーセズ・オブ・ミー 発売中止? KTCM-1160 マンフレッド・マン・チャプター・スリー 以下紙ジャケなし 2/16 5W デッカ/デラム/デラム・ノヴァ(ポリドール) POCJ-2834 マイク・ウェストブルック/ラヴ・ソングズ POCJ-2835 アラン・ボウン/アラン・ボウン! POCJ-2836 ジャズ・ロック・エクスペリエンス/J.R.E. POCJ-2837 ピート・ヨーク・パーカッション・バンド POCJ-2838 ニール・アードレイ/ハーモニー・オブ・ザ・スフィアーズ ストレンジ・デイズ続編へ シリーズ評価 4(ディスクユニオン紙ジャケつきで) プログレ・ファン垂涎のヴァーティゴがついに紙ジャケに! しかし、これはちょっとイレギュラーな形式での紙ジャケ化となった。 レコード会社が紙ジャケにするわけではなく、ディスク・ユニオンで 買った人だけが特典として紙ジャケをもらえるのである。 対象はヴァーティゴの9タイトルのみで、残念ながらデッカ系は作らな いようだ。 まぁ、プログレ系では最も紙ジャケにふさわしいヴァーティゴだけに メーカーがやらなきゃうちがやったる!とユニオンさんが思ったのか もしれん。素晴らしい。 しかしユニオンが近くにない人は困りもんである。紙ジャケは郵送も してくれるようなので通販とかを使うしかないだろう。 ディスクユニオンはこちら 紙ジャケは発売1〜2ヶ月後に出来上がるとのこと。 準備して待ってるよ!ユニオンさん。 ヴァーティゴのLPたち、紙ジャケを待っている? またヴァーティゴ9枚全部買った人には特製ぐるぐるBOXがもらえる。 ついでに200円払えばヴァーティゴ形ぐるぐるCD袋もついてくるとかして くれないかなぁ(いいかげんにせえ!) 渦巻きレコードバッグ さて今回は雑誌ストレンジ・デイズ、EXCEED PRESS POP CULTURE SERIES 「ブリティッシュ・ジャズ・ロック」という本との連動で、松井巧氏監修 によるもの。 ヴァーティゴに関しては日本初CD化/デジタルマスタリングが売りのよ うだが、 ・マスタリングのクレジットがいっさいない。 ・CDなんだから、デジタルマスタリングって、そりゃそうじゃん。 なにかあらためていうべき特色があったらいって欲しいのだが...。 ・日本初CD化ではあるが、何タイトルかはMSI東京が輸入盤に解説を 添付するかたちですでに販売している。ま、流通が違うみたいだし、確 かに日本でCD化したのは初かもしれない。でも、ほとんどの洋楽って 日本でCD化ていうのは???? というような不満はちょっとあるものの、音はかなりいい。LPと遜色な いばかりか、解像度、迫力とも増している。 (木管系の倍音はやはり厳しいところもあるけど、これは欲張りすぎか)。 今後のアフィニティなんかも期待できそう。でも現行のMSI盤はボーナ ストラック付きなのだが、これはどうなるのだろう。 レーベルデザインは当然あの渦巻きを期待したのだが、開けてみてガック リ(ちなみに「ラビリンス」だけはもともと渦巻きレーベルではないとの こと)。 手前がCD、右上がLPのレーベル ヴァーティゴが何故こんなに人気があるのかはいくつか要因がある。 ・とにかくあの渦巻き(SpiralとかSwirlとかいうらしい)。あのマーク がいい。特にプレーヤーでかけてグルグル回っている所をみると引き ずりこまれそう。 ・ジャケのデザイン。キーフ、ロジャー・ディーン、ヒプノシスがこれ でもかとへんてこなデザインを連発してる上に、エンボスはもとより くりぬきジャケ、6面ポスタージャケ、つぶつぶジャケなどギミックジ ャケのオンパレード。中には5〜6面でしかもくりぬきジャケなんても のもあったりして。 ・プログレだがジャズ・ロックだが知らんが、とにかくわけのわからん サウンドのバンドが多く、謎のバンドも多い。メロトロン、ハモンド なども使いまくり(しかも洗練されていないところがまた..)。 <追記 3/22> ディスク・ユニオン特典の紙ジャケをうけとりました。 ニュークリアスはちゃんと穴あきで、レコードを内側から引き出す形式。 その他も両側オープンでないキチンとした見開きジャケです。 ジャケは厚紙ではなくペラペラのヤツですが、そこまで望むのは贅沢。 CD詰替用の不織布までちゃんとついています。 凄いぞ、ユニオンさん! ということで早速プラケースを廃棄して詰め替えたのですが、バックイ ンレイだけは始末に困ります。 またこれはユニオンのせいではないのですが、ジャケが原盤からの写真 起こしのようで、ちょっとボケ気味。間違えてフェイク盤をつかまさ れた時のようなあの暗い記憶が甦る人も多いのではないかと...。 でももとのキティ盤のブックレットからしてボケていたのです。 下はボブ・ダウンズの裏ジャケの一部。荒れてる? 次のアフィニティなどは是非改善して欲しいところです。 比較検証はその時にやろうと思っています。 シリーズで1枚 ということで探検隊は9枚全部買うのだ。 しかし1枚となると、1/29発売分ではやはりニュークリアス。 私はこのアルバムでブリティッシュなオーボエに目覚めました(イギリ ス人のSAXって、オーボエっつうかイングリッシュ・ホルンぽいひし ゃげた音色が多くて、はまるとヤミつき。アンディ・マッケイとか典型 ですな)。 また今後予定されている4枚はどれもマストなのだが、一般的にはアフ ィニティでしょうか(ジョン・ポール・ジョーンズもアレンジしてるし)。 レア度(2000年初頭) ディスクユニオンのみ紙ジャケ、ってこれは困りますよね(s)
VINTAGE COLLECTION 紙ジャケット完全復刻パーフェクトリイシュー 2000/5リリース 各\2095 18W |
POCH9023 満足できるかな/遠藤賢司 POCH9024 嘆きのウクレレ/遠藤賢司 POCH9025 KENJI/遠藤賢司 POCH9026 悲しき夏バテ/布谷文夫(写真) POCH9027 シングルマン/RCサクセション(発売中止) POCH9028 カルメン・マキ&OZ POCH9029 PYG/PYG!(ORIGINAL FIRST ALBUM) POCH9030 陳信輝&HIS FRIENDS/SHINKI CHEN POCH9031 ある若者の肖像/深町純 POCH9032 BLOOD LINE/喜納昌吉&チャンプルーズ(発売中止) シリーズ評価 4 GOOD こ、このラインアップはすごい。この手の日本のロック胎動期を愛してやまな い人たちにとっては涙あふれるリイシューである。 ジャケはもとより帯、レーベル、インナーまで完全に再現されているようだ。 リマスターは当初”24bitリマスター”とアナウンスされていたが、商品自体 にリマスターの方式の表記及び日付は記されていない。 ただし新規リマスターではあるようで、ミキサーズ・ラボの菊池功氏による 音質は目からウロコ。こんなにマッシヴでクリアーな音で聴けるとは思わな かった。とはいっても昔貸しレコード屋で借りてテープに落として聴いてい た経験しかないし、それも全タイトルではないので何ともいえませんが...。 とにかく、現在でも十二分に通用する音になっていると思います。 監修は高護氏。帯の復刻は大変すばらしい(ビクターやユニオンのように巻 き帯だったらホントにパーフェクトなんだが...)。 探検隊としては珍しく帯付きで写真を載せているが、これは日本原盤なので もちろん帯付きがオリジナル。帯の復刻に敬意を表して、です。 さて肝心のブタの鼻がなるPYGのジャケであるが、当初からセカンドヴァ ージョンであると噂されていた通り、残念なことに鼻は鳴りませんでした。 ただ、帯はちゃんと復刻されていて”鼻が鳴る”と表側に書いてあるのがや っかい。探検隊もよく確かめもせず、「ヤッター、鳴るんだ〜!!」と思っ てレジに持っていってしまった。 開けて押してみる。あれ?おかしいな不良品かな、何度も押してみる。 鳴らない....。よくよく見ると帯の裏に小さく、このジャケは鳴らない旨、 予めご了承くださいと小さな字で表記されている。 これでは気づきません。あらかじめ了承するのは困難です(だって表紙側に 鳴ると書いてあるんだモン)。 くそーと思ってレコード屋で張っていたら、手にとって鼻を押し続け、首を 傾げている客を2〜3名ウォッチできた(何やってんだオレら)。 「SHINKI CHEN」は昨年ヨーロッパでアナログ重量盤がリリースされた。 ホント、ワールドワイドに通用するコアな音。 P−VAINからフードブレインも紙ジャケ化されているので、これを聴い てはまった人は是非。 p-vainのページへ シリーズで1枚 ジャケでいえば横尾忠則による「KENJI」。 布谷文夫、陳信輝はプレミア必至。 レア度(2000年初頭) 特典は4:1でカレーライス/遠藤賢司、台風13号/布谷文夫のアナログシングル! ディスクユニオンの全巻特典は紙ジャケ全部と特典の7インチシングルが両方はいる すぐれものBOXとのこと。(s)
イースト・ウィンド・マスターピース2000 第1回 富樫雅彦 THE NEXT CYCLE 記念リリース 2000/6リリース 各\1905 3W |
PHCF8001 ソング・フォー・マイセルフ PHCF8002 スピリチュアル・ネイチャー(写真) PHCF8003 リングス 旧ポリグラム98年のイーストウィンドへ ユニバーサルミュージックの続編へ シリーズ評価 3 NORMAL 日本が生んだ天才ドラマー(って言い方が古いか)富樫雅彦。 氏の音楽生活45周年を記念して各社から旧譜が再発されることになった。 先陣を切って発売されるイースト・ウインドの3枚が初回紙ジャケ仕様。 今後は日本コロンビア盤なども紙ジャケででるようだ。 日本コロンビアのページへ 24bitリマスターでリングスは1枚にまとめられている。 昨今はJAZZというより、音響系のルーツとしての観点から再評価が 進んでいるようだ。確かにツトム・ヤマシタや高田みどりと同様、我が 国の偉大なパーッカショニストの一人である(日本は伝統ゆえか太鼓系 笛系で世界的な人が多いですな)。 でもやはりJAZZの文脈で聴いてこそ、という点もあると思います。 シリーズで1枚 予算不足でまだ買ってないんですが、買うなら美しい「スピリチュアル 〜」や打楽器宇宙に身をまかす「リングス」でしょうか。(s) (以下、追記 2000.08.01.) イースト・ウインド時代の富樫雅彦購入しました。「スピリチュアル・ ネーチャー」ざんす。 いや〜ぁ、いいっすねぇ。どこが気にいったのかというと、私はコリン・ ウォルコットやドン・チェリーなどがやってたコドナというユニットが 好きなんですけど、1曲目の出だしの音を聞いた瞬間、「あっ、これ好 みの音っす!」ということで、のっけから好印象でスタート。 2曲目、3曲目(組曲といった体裁なので、何曲目という言い方は相応 しくないかもしれないが・・・)と進むが、その好印象は変わらない。 愛聴盤の一つに加わりそうな予感。 4曲目の日本情緒漂うフルート重奏によるテーマから、ナベサダのソロ、 佐藤允彦のピアノと絡み合う富樫のパーカッション、鈴木重男のソプラ ノ・サックスが加わり、演奏は最高潮に達する。曲は切れ目なく続くが 、それもそのはず1曲目から4曲目までは実際にライブ演奏されたもの だった。生で聴いた人はさぞかし感動したことだろう。 5曲目は「余韻」という言葉が似つかわしい。さらりとはじまり、すー っと消えていく。う〜ん、これは名盤である。 シリーズで1枚 すみません。まだ1枚しか買ってないので、「シリーズの1枚」の評価 はできません。ただし、「スピリチュアル・ネーチャー」は上に書いた 通り素晴らしい作品。買って損はありません。 レア度(2000年7月末時点) この3枚は、そろそろ店頭から消えかけています。お早めにどうぞ。(W)
VU Original Jacket Collection ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 2000/6リリース 各\2039 6W |
POCY9001 ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ(写真) POCY9002 ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート POCY9003 III POCY9004 VU POCY9005 アナザー・ヴュー POCY9006 ニコ /チェルシー・ガール シリーズ評価 4 GOOD ち、ちっが〜う!!肝心のバナナのジャケがっ!?....!!! あ、ま〜たこいつら何かドーデモイイ、細けぇこといってるな、って思ったあ なた、その通りです。とても細かいとこにイチャモンつけてます。 でも、最も紙ジャケ化が切望されていたVUの1stですから、いわせてもらいま す。小さなことだけど、このジャケに関してはとても大事なのです。 詳しくは比較検証で。→こちら。 ま、それはさておき紙ジャケ化自体は素晴らしい出来です。 すべてのタイトルで厚紙を使用。 ウォーホールの傑作デザイン「..&ニコ」はバナナは剥がせるし、裏ジャケも セカンド・エディションのステッカー貼り(こっちの方が貴重?)、もちろん 見開き。レーベルもピクチャー仕様できちんとオリジナルが再現されています。 (シールはまだはがしてません、これは後ほど) セカンドは見る角度を変えると骸骨の浮かび上がるという、これまたウォーホ ールのコンセプトによる光沢とマットを使い分けたスカル・ジャケが再現され ています。 当初は新たなデジリマ(何度目?)かと思われましたが、3枚目までは96年の ボブ・ラディックによるリマスターで大鷹俊一氏のライナーもその時書かれた もののようです。ずーっと73年のかまち潤氏のライナーしか読んだことなかっ たんで新鮮でした。愛情に溢れた素晴らしいライナー(私がいうのもおこがま しいが)。ロック評論が確実に前進していることがよくわかりました。 ニコの「チェルシー・ガール」はその大鷹氏による書き下ろし。リマスターの 記述はありません。 「VU」と「アナザー・ヴュー」は84年と86年に出た未発表集。で、買ってな いからわかりません、すいません(そのうちお金の余裕が出た頃に)。 シリーズで1枚 もちろん1stとその裏盤たる「チェルシー・ガール」はセットでマスト。これ は両方とも素晴らしいジャケだし、できれば紙ジャケで持っていたいもの。 ディランの名曲"I'll keep it with mine"は是非一度サンディ・デニーの名 唱と聴き比べてみることをオススメします。女性ロックヴォーカル聴き比べ の中でも最も充実したものだと思います。10番勝負の8番、くらいかな? レア度(2000年6月) ディスク・ユニオンで6枚全巻購入でボックスがもらえます。なんと1stの裏 のステッカーをあしらったもので、かなりカッコいいです。 (が、この時期に6枚イッキはつらいんだよなぁ)。 えー、1stは剥がすのと保存と2枚買う人が存在すると思われるので、けっこ う足が速いと思います。(s) ・2001/10/24→10/31&11/7 アンコール再発 品番変わって値段同じの再発、なんだけど、 1枚だけ初紙ジャケ化がまざっています ¥3107 POCY9139/40 1969〜ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・ライヴ これが本来の2枚組にもどってCD化! あとは¥2039で再発 POCY9134 ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコ POCY9135 ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート POCY9136 III POCY9137 VU POCY9138 アナザー・ヴュー POCY9141 ニコ /チェルシー・ガール ついでにブートレグシリーズで未発表ライブがでました。 (どっちかっていうとこっちがメインか)
バッハ・アニヴァーサリー スイングル・シンガーズ 2000/7リリース 各\1600 2W |
POCF1033 スイングル・シンガーズ/ジャズ・セバスチャン・バッハ(写真) POCF1034 スイングル・シンガーズ/ジャズ・セバスチャン・バッハ Vol.II シリーズ評価 3 NORMAL 夏にふさわしい?リイシューの登場。 最近人気あるのかしら。 20bitリマスターでオリジナル・ジャケ。 私はこのジャケでは見たことがありません。内容はさわやかでとてもいいです。 何故これだけ急に紙ジャケ化されたのかわかりませんが、紙ジャケになったお かげで購入することができてよかったと思います。 デッカ原盤ですが、このままデッカの紙ジャケどんどんいって欲しいですね。 なお背の部分の表記が日本語であったとのご指摘を三十郎様からいただいた。 ありがとうございます。 シリーズで1枚 2枚しかないし...どちらからでもOKです。 レア度(2000年7月) なかなかおいている店がありませんでした。(s)
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