♪01
Installation / Akfen
先週もかけた Akufen 。これも先週と同じく2001年のアルバム My Way
から。
♪02Compulsion
/ Joe Crow
Cherry Red Records が1982年に出したコンピレーションアルバム Pillows & Prayers
から。A面の最後の曲。心にしみる歌声だ。だがこの人についてはほとんど知らない。Pop
Academy というサイトによると The Nightingales という Cherry Red 所属のバンドのボーカルだったとか。
ちなみに、この Pop Academyというサイト。なかなかいいです。テクノ、80年代ニューウェーヴにかなり詳しい。興味のある方は是非ご覧下さい。
♪03
Als Es Passierte (Andreas Dorau Remix) /
Paula
先週かけた Ellen Allien のリミックスアルバム Fleig Mit Ellen Allien から。Paula
なるひとがどんな人かは分からない。
このアルバム、最初から最後までかっこいい。私はこの頃、東京に出かける際によくポータブルCDプレーヤーを持っていき、ヘッドホンでこのアルバムを聴きながら歩いていた。
♪04
On My Mind / Everything But The Girl
これも、Pillows & Prayers から。最初はかけるつもりがなかったのだが。Everything But The Girl はいわゆるネオアカ系。当時、Cherry Redはベルギーの Crepusculeと並んでネオアカの発信源と目されていた。トレイシー・ソーンとベン・ワットのユニット。
実は私はそれほど好きではない。でも、これもまた80年代だろうと思って、かけた。
♪05
Day Breaks, Night Heals / Thomas Leer &
Robert Rental
ラフトレードのコンピレーションアルバム Rough Trade Shops: Electronic 01 から。
確かこの二人は、Throbbing Gristle のレーベル Industrial Records からレコードを出していたはず。
私は、Robert Rental & The Normalが1980年にRough Tradeから出した
Live at West Runton pavilion, 6-3-79 というレコードと、Thomas Leer
が1981年に Cherry Red から出した 4 Movements というレコードを持っている。
ちなみに Robert Rental & The Normalのそのレコード、A面しかなくて、B面には溝が切っていない。ツルツルだ。
♪06
Tha Fall of Saigon / This Heat
先週もかけた This Heat。先週かけたのと同じアルバム This Heat から。
最近彼らの scalaというライブCDを買った。1979年の、ロンドンのスカラ座でのライブ。結構ノイジーです。
この曲も結構ハードだが、ゆったりとしたリズムと歌声は素晴らしい。
♪07
Photographic (Some Bizzare Version) / Depeche
Mode
4月9日の項を参照して下さい。
♪08
Eine Symphonie Des Grauens / The Monochrome Set
これも Pillows & Prayersから。モノクロームセットは不思議なバンドだとずっと思っている。
ファーストアルバムが1980年のThe Strange Boutique。私ははじめて聴いた時、1曲だけいいと思った。その曲が何なのかもう想い出せない。この曲だったのかも知れないと思いつつ確信が持てないのだ。この曲はエキゾチックな感じがして、よい。
♪09
Pansy / Ultramarine
以前1度かけたことのあるUltramarine。同じく Every Man And Woman Is A Star
というアルバムから。このアルバム、聴けば聴くほど傑作と思える。
最近私は彼らの別のアルバムも買った。
♪10
Running Away - Back Home / Paul Haig
クレプスキュールの看板アーティストだった Pau Haigは、元 Josef K のメンバー。1982年の12インチシングルから。TWI089とかなり若い番号がふってある。
この曲はA面の Running Away / Back Home。Running Away は彼の初期の代表曲のようになっていて、幾つかのオムニバスにも収録されているが、このヴァージョンは珍しい。
何度かこの曲をかけようとしてかけられなかった。曲調が強くて、他の曲と巧くなじまないような気がしていたからだ。
♪11
Analogue Bubblebath / AFX
Aphex Twin の1994年のマキシシングルから。
♪12
You See / Wim Mertens
1986年のアルバム A Man Of No Fortune & With A Name To Come から。この奇妙なタイトルは、エズラ・パウンドの詩から取られている。
よれていくピアノと歌声。アルバム中の白眉。私はこの当時すでに就職していたが、車の中でこのアルバムのカセットを大音量でかけて、ウィム・メルテンのファルセットの歌声に合わせて大声で歌っていた。かなり気持ちがいいのだが、他人が見たらバカである。
また来週。
2006年5月8日号掲載
▲このページの先頭へ
|